Squeakワークショップ 「道具を作る」
Squeak(スクイーク)・ワークショップ「道具を作ろう」
あなたはパーソナルコンピュータに秘められた本当の能力をご存知ですか?
Squeak とは、パーソナルコンピュータの父と呼ばれるアラン・ケイ博士により子供でもプログラミングの楽しさを味わえるように特別にデザインされたシステムです。このワークショップでは、Sqeuak
でオリジナルのツールを自分で作る事に挑戦します。ツールを「作る」事によって、既存のソフトを使うだけでは分からないパーソナルコンピュータの思想や可能性について学びます。
- 講師: 山宮隆
- 日時:2004年12月11日(土)9:00-17:00
- 場所:関西学院大学情報メディア教育センター2階
第1PC教室(マルチメディアプレゼンテーションルーム)
- 主催:情報メディア教育センター
スケジュール
- 09:00-11:30 課題1 オブジェクトを運転しよう
- 11:30-12:00 発表1
- 12:00-13:00 休憩
- 13:00-14:30 課題2 道具を作って表現しよう(前半)
- 14:30-15:00 プラン発表と休憩
- 15:00-16:30 課題2 道具を作って表現しよう(後半)
- 16:30-17:00 発表2
進め方
- 午前と午後の二つの課題があります。
- 各課題の最後 30 分間は合評を行います。
- ソフトウェアを起動するには、image ファイルを Squeak.exe にドラッグしてください。
- SqueakKwansei.image 作業用イメージ
- Example.image サンプル
- 作品は出来るだけこまめに保存してください。
- 作品名は、アルファベットで「名前-タイトル」のようにして下さい。例: yamamiya-flower
- 皆さんの作品は http://metatoys.org/kwansei/ にて公開する予定です。また、本日利用したソフトウェアやサンプルは http://metatoys.org/kwansei/SqueakKwansei.zip より入手出来ます。(現在準備中)
- 休憩は適当にとってください。
課題1 オブジェクトを運転しよう。
基本的なオブジェクトの動かし方を学びます。
- 簡単な絵の書き方。拡大、縮小、回転。
- ビューワを開いて、座標を観察、設定する。
- 図形を描く
- ハンドルで動かす
- 道に沿って動かす
- アニメーション
- 覚えた部品を組み合わせて好きなアニメを作る
課題2 道具を作って表現しよう。
絵を描くための道具、音楽を作るための道具、ゲームを作るための道具など、「何かを作るための道具」を作ります。一つの道具を作り終えたら、その道具で出来るだけ色々な作品を作ってみてください。色々な作品を作るためには道具にどんな工夫が必要かを考えてみましょう。
ヒント
- 作品の要素を分解する。音楽なら音符。絵なら色。
- 道具とその役割を考える。例えば、この赤い図形は触れた物を曲げる。
- 道具を並べたり、組み合わせてみる。例えば音の鳴る図形を並べて音楽を作る。
- 作品を作ってみて、もっと作品をカッコよくするにはどんな道具が必要か考える。
資料
- 配布資料
- Fun Fun Fun Squeak!
- Squeak を知りたい!
- メーリングリスト
チュートリアル
* このワークショップは、関西学院大学(学部、大学院)学生が対象です。
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連絡先メールアドレス: tak at metatoys.org